利き酒・テイスティング入門ガイドでご紹介した自宅でのテイスティングをきっかけに、「もっと本格的に日本酒を学んでみたい」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、日本酒に関する代表的な資格・検定について、それぞれの特徴を分かりやすく比較します。受験資格や費用は変更される可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
日本酒の資格は大きく3種類
日本酒に関する資格・検定は数多くありますが、代表的なものとして「日本酒検定」「唎酒師(ききさけし)」「SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」の3つが挙げられます。それぞれ主催団体や難易度、目的が異なります。
日本酒検定とは
「日本酒検定」は、唎酒師を認定する日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が制定した検定試験です。5級から1級までの段階があり、テイスティングは含まれず、日本酒の歴史・文化・製法・原料に関する知識を問う内容となっています。日本酒についてもっと知りたいという、比較的気軽に挑戦しやすい資格です。
唎酒師とは
「唎酒師」は、1991年に制定された、SSIが認定する日本酒のソムリエ的な資格です。日本酒に関する幅広い知識とプロモーション技術が求められ、規定のプログラム受講と試験(4次まで)が必要とされています。受講形式は通信・集中・オンデマンドなど複数のコースから選べます。
SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)とは
「SAKE DIPLOMA」は、著名なソムリエである田崎真也氏が会長を務める一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)が認定する、日本酒と焼酎に特化した資格です。1次試験はCBT方式の筆記、2次試験はテイスティングと論述で構成され、ワイン由来のテイスティング表現も用いられる点が特徴です。受験資格は20歳以上であれば誰でも可能とされています。
資格選びのポイント
「まずは知識を広げたい」という方には日本酒検定、「接客・プロモーションのスキルも身につけたい」という方には唎酒師、「国際的に通用する本格的な資格を目指したい」という方にはSAKE DIPLOMAが、それぞれ向いているとされています。接待・ビジネス会食での日本酒マナーガイドでご紹介したビジネス会食の場でも、こうした知識は会話のきっかけとして役立ちます。
費用・難易度の目安
資格によって費用は大きく異なり、検定試験のみのものは比較的手頃な費用で受験できる一方、講習受講が必須の資格は、初年度に数万円〜十数万円程度かかる場合があります。正確な費用・受験資格は変更されることがあるため、各団体の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
資格取得は必須ではありません
資格がなくても、日本酒は十分に楽しめます。利き酒・テイスティング入門ガイドでご紹介した自宅での簡単なテイスティングだけでも、味わいの理解は深まります。資格取得は、あくまで「さらに本格的に学びたい」という方向けの選択肢のひとつとして捉えてください。
よくある質問
Q資格を取らないと日本酒に詳しくなれませんか?
いいえ、資格がなくても日本酒の知識を深めることは十分可能です。利き酒・テイスティング入門ガイドでご紹介したテイスティングや、本サイトの専門記事も参考にしてみてください。
Qどの資格から始めるのがおすすめですか?
まずは比較的取り組みやすい日本酒検定から始め、興味が深まったら唎酒師やSAKE DIPLOMAに挑戦するという流れもおすすめです。
Q資格は仕事に役立ちますか?
飲食業界や酒類販売に携わる方にとっては、知識の証明や接客スキル向上に役立つとされています。趣味として取得する方も増えています。
Q受験資格に年齢制限はありますか?
多くの資格で20歳以上であることが条件とされています。詳細は各団体の最新情報を確認してください。
Q資格を取得すると、ギフト選びにも役立ちますか?
はい、味わいや製法への理解が深まることで、贈る相手によりマッチした一本を選びやすくなる可能性があります。
まとめ
日本酒検定・唎酒師・SAKE DIPLOMAは、それぞれ主催団体や目的、難易度が異なる資格です。まずは利き酒・テイスティング入門ガイドでご紹介した気軽なテイスティングから始め、興味が深まったら、自分の目的に合った資格に挑戦してみるのもおすすめです。選び方完全ガイド・接待・ビジネス会食での日本酒マナーガイドと合わせて、日本酒の世界をさらに深く楽しんでいただければ幸いです。
お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください。
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